【2026年最新】ホームルーター vs モバイルルーター徹底比較!速度・電波・料金で失敗しない選び方
最終更新:2026年1月21日 | 執筆:ISDAK通信室編集部
🎯 3問でわかる!あなたに最適なルーター診断
- アンテナ工学から解説する「電波強度の真実」
- HOME 5G L13 vs DOCK 5G 01の実測データ比較
- サーマルスロットリングと熱設計の違い
- 実質月額料金の計算ロジックと端末残債リスク
- ペルソナ別(在宅ワーカー・転勤族・ゲーマー)の最適解
ホームルーターとモバイルルーターの7つの決定的な違い【2026年版】
「同じWiMAX +5G回線なのに、なぜ2タイプあるの?」という疑問を持つ方が多いです。実は物理的な設計思想が根本的に異なり、それが通信品質に決定的な差を生んでいます。
| 比較項目 | ホームルーター | モバイルルーター | 判定 |
|---|---|---|---|
| 下り速度(実測) | 平均171.98Mbps | 平均150.65Mbps | ホームWIN |
| 上り速度(実測) | 平均24.92Mbps | 平均17.88Mbps | ホームWIN |
| 電波強度 | 強い(4本アンテナ) | 普通(1〜2本) | ホームWIN |
| 同時接続台数 | 40台 | 48台(スペック上) | 引き分け |
| 有線LANポート | 2ポート(2.5Gbps) | ドック使用時のみ | ホームWIN |
| 持ち運び | △(コンセント必須) | ◎(バッテリー内蔵) | モバイルWIN |
| 熱管理 | 優秀(大型ヒートシンク) | 厳しい(熱暴走リスク) | ホームWIN |
自宅メインならホームルーター、外でも使うならモバイルルーター。単純な話に見えますが、この違いが「アンテナ工学」「熱設計」「電源供給」という物理法則に基づいていることを理解すると、最適な選択ができます。
【技術解説】なぜホームルーターの方が速いのか?物理的な3つの理由
スペック表の数値だけでは見えない「真実」があります。同じ回線(WiMAX +5G)を使っていても、筐体設計の違いが通信品質を左右するのです。
① アンテナ工学:空間ダイバーシティの決定的な差
🔬 専門用語を翻訳
空間ダイバーシティ:複数のアンテナを適切な間隔で配置し、電波の「良いとこ取り」をする技術。マンションの壁で反射した電波が複数届いても、最も品質の良い信号を選んで通信できます。
ホームルーター(HOME 5G L13)は大型筐体のため、4本以上のアンテナを「波長の1/2以上」の間隔で配置できます。これにより、4x4 MIMO(マイモ)技術が最大効率で機能し、理論値に近いスループットを維持できます。
対してモバイルルーター(DOCK 5G 01)は携帯性優先のため、アンテナは1〜2本です。さらにバッテリーや基板との近接配置により相互干渉が発生しやすく、手で握ると電波が弱くなる「ボディエフェクト」も起きやすいです。
モバイルルーターも「内蔵アンテナ2本」と書かれていますが、問題は物理的な間隔です。狭い筐体内では十分な間隔を確保できず、MIMO効率が低下します。カタログスペックでは見えない「実効性能の差」がここにあります。
② 熱設計:サーマルスロットリングの発生リスク
5Gモデムチップは高性能ゆえに発熱が激しいです。この熱をどう処理するかで、長時間使用時の速度安定性が決まります。
| 項目 | ホームルーター | モバイルルーター |
|---|---|---|
| 最大消費電力 | 18W(L13) | USB給電依存 |
| 放熱方式 | 大型ヒートシンク+エアフロー設計 | 密閉筐体(放熱困難) |
| 長時間使用時 | 速度維持しやすい | 速度低下リスクあり |
🔬 サーマルスロットリングとは
デバイス内部の温度が上がりすぎると、自動的にCPU/モデムのクロック周波数を落として発熱を抑える保護機能。結果として通信速度が大幅に低下します。夏場や長時間のビデオ会議中に発生しやすいです。
③ 電源供給:瞬時電力供給能力の差
Wi-Fi信号の送出や5G電波の送受信には、瞬発的な電力供給が必要な瞬間があります。
- ホームルーター:AC100V電源から安定供給。バーストトラフィック発生時も電圧降下なし
- モバイルルーター:バッテリー駆動。残量低下時に高負荷処理が不安定になる可能性
特にバッテリー残量20%以下での使用は、電波の飛びや接続安定性に影響が出ることがあります。
【2026年版】主要端末スペック徹底比較
現在市場に出回っている主要端末を詳細に比較します。WiMAXだけでなく、ドコモ・SoftBankの端末も含めて横断的に見ていきましょう。
WiMAX +5G:ホームルーター vs モバイルルーター
| スペック | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 | Speed Wi-Fi DOCK 5G 01 |
|---|---|---|
| 下り最大 | 4.2Gbps | 3.5Gbps |
| 上り最大 | 286Mbps | 286Mbps |
| 実測平均(下り) | 171.98Mbps | 150.65Mbps |
| 実測平均(上り) | 24.92Mbps | 17.88Mbps |
| 有線LANポート | 2ポート(2.5GBASE-T) | ドック使用時のみ |
| 同時接続 | 40台 | 48台(スペック上) |
| バッテリー | なし(コンセント必須) | 5,400mAh(約9時間) |
| 重量 | 約635g | 約198g |
| メーカー | ZTE | シャープ |
他キャリアとの比較
| 端末 | キャリア | 下り最大 | 実測平均 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| home 5G HR02 | ドコモ | 4.2Gbps | 200Mbps超 | EasyMesh対応・エリア最強 |
| Air Terminal 6 | SoftBank | 2.7Gbps | 100〜150Mbps | Wi-Fi 7対応・6GHz帯 |
| HOME 5G L13 | WiMAX | 4.2Gbps | 171Mbps | 2.5G有線LAN・プロバイダ選択可 |
SoftBank Air Terminal 6は業界初のWi-Fi 7(IEEE 802.11be)対応端末です。MLO(Multi-Link Operation)技術により、2.4GHz・5GHz・6GHzを同時使用。マンションなど電波干渉が激しい環境でも安定した通信が可能です。2026年はWi-Fi 7元年となる可能性が高いです。
【実測データ】速度バーで見る「本当の実力」
カタログスペックの「最大4.2Gbps」は理論値です。実際にあなたの家で出る速度を知るために、実測データを視覚化します。
下り速度の実測比較
上り速度の重要性:テレワーク・配信者は要注意
上り速度(アップロード)は見落とされがちですが、Zoom会議の映像送信やYouTubeへの動画投稿には上り速度が重要です。
| 用途 | 推奨上り速度 | HOME 5G L13 | DOCK 5G 01 |
|---|---|---|---|
| Zoom(HD画質) | 3Mbps | ◎ 余裕 | ◎ 余裕 |
| YouTube配信(1080p) | 8Mbps | ◎ 対応可能 | △ ギリギリ |
| クラウドバックアップ | 高いほど良い | 24.92Mbps | 17.88Mbps |
【料金の真実】実質月額と端末残債の落とし穴
「月額料金」だけで比較するのは危険です。端末代金、キャッシュバック、解約リスクを含めた「実質コスト」で判断しましょう。
実質月額料金の計算式
📐 計算式
実質月額 = (月額料金総額 + 端末代金 + 事務手数料 − キャッシュバック − 割引) ÷ 契約月数
この計算式を使うと、見かけの「月額390円〜」という広告に騙されなくなります。
2年間総コストシミュレーション
| 項目 | GMOとくとくBB (HOME 5G L13) |
カシモWiMAX (DOCK 5G 01) |
|---|---|---|
| 月額料金(平均) | 約4,800円 | 約4,500円 |
| 端末代金 | 27,720円(36回払い) | 27,720円(36回払い) |
| キャッシュバック | 最大43,000円 | なし(月額割引型) |
| スマホセット割 | au/UQ:-1,100円/月 | au/UQ:-1,100円/月 |
| 2年実質総額 | 約72,000円 | 約85,000円 |
GMOとくとくBBの高額キャッシュバック(最大43,000円)は魅力的ですが、契約から約11ヶ月後に届く「プロバイダメールアドレス宛」の案内から申請が必要です。
普段使わないメールアドレスのため申請を忘れる人が多く、申請忘れでキャッシュバック権利が消滅します。「手続きが面倒」な人は、カシモWiMAXのような月額割引型を選んだ方が確実です。
端末代27,720円を36回払いで契約している場合、24ヶ月で解約すると残り12回分(約9,240円)を一括請求されます。
転勤族・引っ越し予定がある方は、契約前に「何ヶ月使えば端末代を払い終えるか」を必ず確認しましょう。
【ペルソナ別】あなたに最適なルーターはこれだ!
✅ ホームルーターがおすすめな人
① 在宅ワーカー・テレワーク中心
- Zoom・Teams会議の安定性が最重要
- 有線LAN接続でWi-Fi干渉を回避
- 長時間使用でも熱暴走しにくい
② ゲーマー(FPSは除く)
- 有線LANでPing値を安定化
- 大容量ダウンロード(数十GB)にも対応
- MMORPGなら十分快適にプレイ可能
③ 4人以上のファミリー
- 同時接続40台+強電波
- 家族全員がYouTube・Netflix視聴しても安定
- スマート家電(Alexa, Google Home等)にも余裕
✅ モバイルルーターがおすすめな人
① 転勤族・ノマドワーカー
- カフェ・出張先・帰省先でも使える
- 引っ越し時も住所変更のみでOK
- 光回線の工事待ち不要
② 一人暮らし(外出多め)
- 自宅と外出先の両方で使いたい
- スマホのデータ通信量を節約
- 端末1台で完結するシンプルさ
③ 短期利用者(数ヶ月〜1年)
- 光回線の工事費リスクを回避
- 解約時も端末残債のみ
- レンタル運用も視野に入れやすい
【2026年1月】編集部厳選おすすめプロバイダ
🏆 ホームルーター派はこの2択
GMOとくとくBB WiMAX(キャッシュバック重視)
- 端末代実質無料(HOME 5G L13)
- 最大43,000円キャッシュバック
- au/UQスマホセット割対応
- 注意:キャッシュバック申請を忘れずに!
カシモWiMAX(シンプル料金重視)
- キャッシュバックなし=受け取り忘れリスクゼロ
- 月額料金がシンプルに安い
- 最短翌日発送で即日開通
🏆 モバイルルーター派はこの2択
BIGLOBE WiMAX +5G
- 端末代実質無料(DOCK 5G 01)
- 口座振替対応(クレカ不要)
- SIMのみ契約も可能
よくある質問(FAQ)
ホームルーターの方が平均20〜30%速いです。HOME 5G L13の実測平均は下り171.98Mbps、DOCK 5Gは下り150.65Mbpsです。
この差はアンテナ設計と放熱性能の違いに起因します。ホームルーターは高利得アンテナを複数搭載でき、4x4 MIMOの効率が高いため、同じ電波環境でも速い速度が出ます。
物理的な筐体サイズの違いが決定的です。ホームルーターは大型筐体のため4本以上のアンテナを適切な間隔で配置でき、「空間ダイバーシティ効果」が最大化されます。
対してモバイルルーターはアンテナが1〜2本に制限され、相互干渉や人体による電波遮蔽の影響を受けやすいです。
DOCK 5G 01は5,400mAhバッテリーで連続通信約9時間です。通勤往復+勤務時間(10〜12時間)をカバーするにはギリギリです。
経年劣化を考慮すると、モバイルバッテリーの携行をおすすめします。
デバイス保護のために内部温度が上昇すると処理速度を自動的に落とす機能です。
モバイルルーターは小型筐体に熱源が密集しているため発生リスクが高く、大容量ダウンロード中やビデオ会議中に速度低下することがあります。ホームルーターは放熱に優れ、長時間でも速度低下しにくいです。
ホームルーター(HOME 5G L13)には2.5GBASE-T対応の有線LANポートが2つあります。モバイルルーターは専用ドック使用時のみ有線LAN接続可能です。
FPSゲームや安定性重視なら有線接続できるホームルーターが有利です。
契約解除料自体は数千円程度ですが、真の落とし穴は「端末代金の残債」です。
27,720円の端末を36回払いで購入している場合、24ヶ月で解約すると残り12ヶ月分(約9,240円)を一括請求されます。短期利用ならレンタルWiFiを検討しましょう。
安定性重視ならホームルーターをおすすめします。有線LAN接続でWi-Fi干渉を回避でき、放熱性能も高いため長時間会議でも安定します。
モバイルルーターでも通常利用は可能ですが、重役会議やプレゼンなど絶対に失敗できない場面ではホームルーターが安心です。